安積山麓さんぽ(駅前さんぽ 富田駅)
- 2020.06.29
- 安積周辺歴史

平成17年に新設された駅です、この地区は磐越西線と会津街道を挟み北にショッピングセンターが立ち並ぶ商業地区。南に新興住宅が並ぶ住宅街となっています。
50年前は会津街道の両側は、水田と畑の農村風景が見られるのどかな場所でした。今に残る場所は「おとろの踏切」で細い路地を通って線路を渡ることができます。
音路の踏切
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半世紀前と変わらない道幅です
音路太子堂
御堂の近くには快安地蔵尊があり案内坂を見ると、会津統治が蒲生氏から上杉景勝に変わった時点ではすでに太子堂はあり堂守の快安が地蔵尊を建てたと記録されています。安政4年に書かれた太子堂縁起では、平安時代に源重之がこの地に立ち寄った際に、聖徳太子像を彫り、村民が太子堂を建て祀ったのが縁起とされています。
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天文3年太子堂が出火し当時の堂守 常安が、全国を勧進し募った浄財で 延了2年(1745)に再建を果たしたのが現在のお堂。
石造層塔
郡山市には石造層塔が音路太子堂、熱海町玉川村青木葉にある大山祇神社の西側と中田町黒木大阪の3基が存在します。

鎌倉末期の板碑

音路の郷土芸能
音路地区の有名な郷土芸能として五穀豊穣、無病息災を祈願して平安時代ごろから伝えられている芸能です。三匹の獅子の名前は「太郎獅子」「次郎獅子」「花子獅子」となんとイージーなこと。毎年7月26、27日に地元の小学生によって演じられます。
駅の東は
東北歯科大と富田駅の中間に数年前に福島医療機器開発支援センターが開設されました。医療関係者でないのでちょっと敷居が高いです


この地もあと数年たつと医療関係の建物が次々と立つのでしょう。この国のハコモノ行政はこれからも続くのです。
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