ノートパソコン予備電源の製作

ノートパソコン予備電源の製作

最近はハムログやPCを端末としてノートパソコンを屋外で使用する場合が多くなります。どうしても内臓バッテリーの動作時間が短く3~4時間で「電池がありません~!!」の状態に。・・・なんとかせねば。

外部バッテリーの使用と充電器を製作

現状の把握

一般的に18650の1P4STypeで32Wしかありません、2P3Sであれば48W程度ありもう少し長く使えるのでが・・・・

電池容量

運よく25V1.5A(18500の1P6S)の Li-ion電池を入手これをベースに手持ちのPC Lenovo の外付け電池とし、野外専用の予備バッテリーとする。予備バッテリーは33W程度で本体と合わせて60W以上となり、6時間以上の使用に耐えられます。
入手した22.5V1.5AのLi-ion電池
入手したLi-ion電池とPCの外部電源に合わせてコントロールの回路を選定する。
左 降圧型制御基板(XL4015E1)と 右 昇圧型制御基板(LMR62421)
PCの外部入力電源20V 入手した Li-ion電池に合わせて降圧制御の選択をする。

外付けバックアップバッテリーの作成

降圧型制御として可変(AVR)TypeとPCバックアップ電源のマルチ使用可能とする。PCバックアップ電源20Vと2.7V~24VのAVR電源とする
制御基板裏側のパターンをポリアミドテープで絶縁
放熱器を追加して電流容量をUPさせる
ポリアミドテープの上に放熱器を取りけ

外観

操作部と入出力端子
出力の電圧設定は青い半固定VRを取り外し、デデントVRに変更 35V470uFのケミコンの右隣のダイオードはPC側の電池の逆流防止用
可変VRと充電用入力とPC用出力コード
電源SWはレギュレーター基板のOnOff、可変出力用端子とLED
未使用の時は電池の消耗を少なくするためOffとする
モニター用2線式LED電圧計を出力端子にパラ接続とする
下はDC25V出力の充電器 電源に電圧表示があると何かと便利です

PC用以外でも実験用電源や移動用無線機の10W運用を行う場合は4Sバッテリー(PC用のLi-ion電池)をベース電源として使用。2.7V~14Vのバックアップ電源として製作するのも便利です。

充電器改造

  • 改造手順

市販の24VACアダプターを25.2Vに改造、電圧設定用の抵抗(4桁表示精密抵抗)を変更して電圧を 設定する。2次側の電圧設定又は制御ICの精密抵抗に200kΩ程度の抵抗をパラって電圧変化を見る。

電気テクニカル工房(電源)ACアダプターの改造 参照

基板の改造  24V0.8Aの電源を25V0.7Aに改造

  • 出力インジケータのLEDを追加

外付けのバッテリーで電池切れのリスクがなくなり快適な環境でPCを動作させることが出来ます。

自作品はできるだけ美しく

アルミ箱のケースはどこか戦後のイメージが残りますね。ローカルさんのリクエストに応えてシンプル&スマートに製作しました。女性も喜びそうなソフトなイメージです。

 

使用時はLEDが優しく点灯します、未使用時はSWを切って保管

PC用の補助電源の為、電圧可変のVRと電圧表示は削除しました。 コストダウン!!

中身を見てみましょう

25Vの Li-ion電池と降圧制御のDC/DCコンバーター

青い半固定VRで任意の電圧と電流を調整できます

電圧 3V~23V 電流 ~2Aまでの設定となりますお使いのPCなどに合わせて設定してください

注意!!出力先に電池がある場合必ず逆電流防止のダイオードを接続をお忘れなく。DC/DCコンバーターの破損につながります。

ポータブルの電源ですリード線もスマートに収めました。DCプラグはPCのDCジャックに合ったものを取り付ける。

電池の左側にキチンと納めましょう
右下のDCジャックはEIAJの2.5φがついています。25.2Vの充電器が接続されます。通販で24VのDCアダプターを購入して25.2Vへ改造してください。
ケースにDC出力コードを収納する場合、基板側にはセットしない事(回路の+Bと出力プラグのアースが短絡すると危険です)

携帯にも便利です

SW側に出力コードが出ていますがご愛嬌として見逃してください

左は電源SW 仕上がりはアルミの弁当箱よりはスマートですね

このケースは貧乏人御用達の100円shop「セリア」の石鹼箱です。「恐るべし100円shop!!」100円shopが無ければ年金受給者の電子工作はできなくなりました。

試験用電源に3~20V迄のポータブル定電圧電源、100V不要!