お助けアンテナ(アンテナ製作10弾)
- 2026.05.14
- EHL工作室
モービルアンテナを流用したHighGain GPアンテナ基台の製作
山岳移動運用で登山前の準備確認は万全のはずですが、現地で部品の忘れや山頂での予期せぬ天候の変化で、せっかく担ぎ上げたアンテナが役に立たず。体力増強の一役を担っただけ・・・・よくあることです。
ハンディの付属ホイップでは、今一つ低山では威力を発揮しません。そこでお助けグッツとしてアンテナ基台(GP用)を製作いたしました。アンテナ基台、同軸ケーブル、ハンディトランシーバーそれにモービルホイップを車から外し、リュックに入れておけば、低山運用も楽しくなります。歳と共にあれこれと忘れるのは仕方がない事、ストック替わりのアルミポール助けに、モービルアンテナとリュックの中に4点セットを忍ばせておけば低山運用も楽しいものになります。
アンテナ関連の製作記事を久しぶりにUPします。(4年ぶりですね)
体力も4年過ぎると老化が進みを体力はひたすら下っています。簡単設置のイージーアンテナで楽しく運用しましょう。GPアンテナであれば多少の強風でも問題ありません。
リュックに入ったGPアンテナ

50cm以内の完成品



L金具にM接栓を付け、丸端子付きのラジアルを付けた簡単なものです
ラジアルは3本 作製
433MHzの場合は 30000/433=69.28cmの波長です、ラジアルの長さは1/4波長ですの17cm。しかし144MHzのディアルバンドのアンテナですので、22cmくらいで加工して後はカットしてSWR調整です。

加工
1. L金具のコネクタ-側は付いている長穴を16φのドリルで中継コネクターが通るまで拡張します
2. 〃 Uボルトは穴ピッチと隠蔽パイプに合うものを準備して取り付ける(Uボルトは5mm程度あるので穴を拡張)
3. 今回ラジアルは3点固定の加工になりました(2つはUボルト、1つは4mmのビス止め)
3. ラジアルを作成は丸端子6.5-12をPV線に圧着半田付け(圧着だけでは経年劣化でガタが来て接触不良になります)
4.22cm程度のラジアルに切断する
5. M接栓をL金具に2枚のナットでサンドイッチ固定
6. モービルホイップを取り付けラジアルをナットで固定
7. アンテナを付けラジアルを60度くらい広げSWRを見ながら調整
8. ラジアルはモービルホイップがDIAMOND DP-EL770Hの場合(最終的に19cm~20cm)
調整です
組上がったら同軸とアンテナエレメントを付けよう。
まあまあ何とか見れれるアンテナですね。アンテナの長さやラジアルの長さを調整して使用しましょう。

145MHzのSWR

433MHzは?

ディアルバンドなので並列補正すると145MHzの場合SWRが大きくずれます。アンテナ長を調整するのが賢明です。並列補正はアドミタンスチャート(NanoVNAにはトレースしていない、0Ωを起点としたインピーダンスチャート(白)の対極のライン)インピダンス補正の場合145MHと433MHzはインピーダンスチャート上を少し右回転に動くだけですが並列補正は145MHzは60nHの補正を加えると左回転で大きく回ってしまいます。詳しくはNano VNA 活用 (Mr.Smithを使う )を参照してください
とりあえずSWRが 1:1.5以下なのでOKでしょう。ちなみに車載の付けたSWRは145MHzで1:1.08。433MHzで1:1.3位だったような気がします。車のボディがSWRを下げていた可能性が有ります。
アンテナ基台ユニットとポールの取付け
22φのアルミポールに 26mmジョイントカプラ→ 22mm中継カプラをつぎ足し→18mmのお助けアンテナのポールを取り付けます

運用実績は
後日近くの高台(標高300m)の郡山東部のニュータウンの公園で受信した結果。430MHz帯で喜多方市の固定局が、ローカルラグチューしていた信号がバッチリ55で受信できました。少し高い場所への移動では十分楽しめるアンテナだと思います。この日は仙台平や会津布引山等ローカル局と楽しめました。
-
前の記事
CQやまからこんにちは(いわき市 鬼ケ城山 FS-110) 2026.05.05
-
次の記事
記事がありません
