CQやまからこんにちは(田村市/葛尾村 五十人山 FS-122)
- 2025.06.24
- 山からこんにちは

ネーミングが面白い山ですね。50人で山頂に到着して、みんなで万歳を叫んでいる様子が見えてきます。
名前の由来は奥羽征討に来た田村麻呂。出ましたスーパーヒーロー「田村麻呂」場所が田村市なんで仕方がないか? ( ;∀;)その田村麻呂が軍勢50人を山頂の大石の上で軍議をしたとの言い伝えから名づけられた山です。
片曾根山から望む50人山
中央に移ケ岳995m 左に羽山 日山は移ケ岳の陰です。右側の殿上山の左後ろにちょこんと見える五十人山
五十人山は標高が883mと阿武隈山系としては結構高い山です。 SOAT登録の山で FS-122に附番されています。なんといっても山頂が広く気兼ねなくアマチュア無線が出来ます。
道順
国道288号線を常葉町方面を抜けひたすら都路に。途中左側に日本標準時電波時計塔を過ぎたらすぐに左折です。

道なりに進むと順次案内板がありますので見落としなく。

小さな歴史資料館は個人が収集した昭和のアンテーク品が所狭しと展示しています。興味のある方は是非。
また古代亀石の案内板も出ていますが帰りに寄りましょう。
しばらく進むと右折案内カーナビを見ながらゆっくり進む
今度はT字路を左折
登山道側へ左折 第2駐車場へ

持藤田登山口 到着 山頂まで650m。広い登山道です。
今回は田村市都路町側のキャンプ場がある持藤田(もっとうだ)から登ります。30~40分で登れそうです。


駐車場には福島県ではおなじみのモニタリングポストがありました。
郡山や福島では事故直後の値は3~4μシーベルトでした。持藤田でも0.187μシーベルト大分低くなりましたね
30分ちょっとで到着



山頂の近くから太平洋を(モやって見えない)

五十人山の由来?
50人乗れるかな?

田村麻呂 フェイクが過ぎるぞ!!
大滝根山のペラペラ石。このくらい大きければ伝説の大石と認めます

田村麻呂が討伐した大多喜丸が拠点とした大滝根山のあるペラペラ石は、2つの大石で50人は大げさでも数10人は乗れる大石です。

頂上の南峰
ここには旧東京電力のタワーと県警のヘリテレ無線の施設があります

パワーグリッド(株)は東京電力ホールデング傘下の関連会社で「発電部門」「小売り売電部門」「送電部門」があり送電部門の管理施設になります。
その隣に県警のヘリテレ画像衛星地上局があります

稼働しているようですが平成33年使用停止とあります?
ヘリからの伝送画像とパトカーの追跡劇 本部とのやり取り。海外のニュースで良く見ますが、災害の被害実況など今まで大活躍していたのでしょうね。
今日はこの南峰の無線設備の近くの三角点でアマチュア無線を楽しみました。
岩手県や群馬などとは59+で強力に交信できるのですが、東京エリアは南側に1000mクラスの山々がある為に いつもお繋ぎ頂いてる都内の局はかなり信号が弱くなってしまっています。この日は144MHzと430MHzの運用となりました。
下山後の寄り道
途中見つけた古代亀石と笠石山の刃
古代亀石?亀に見えるかな?
古代亀石伝説
近くで見ると大きいですね

他にも巨石が。しかも切れてる‼
亀石の上に進むと周囲16m高さ2.5mの不思議な石が 笠石山の刃
面白い石があるんですね。阿武隈山系は古い山系なので、結構大きな石も 時の流れで丸くなっています。

磯前神社
最後に常葉町の珍しい懸崖造の神社に寄りました。国道288号線を戻り県道302号線経由で県道102号線に進むと、磯前神社の案内が見えます。
懸崖造の磯前神社

お寺にはよく見られる建築物ですが神社では数少ない様です
神殿の入口

拝殿前から ちょっと窮屈ですね
奥に回り込むと行き止まり

下から眺めると絵になっていますね
床下から外を眺めると
・・・・参拝してのすがすがしさは縁の下を出ないと実感がわかないですね。
参拝後改めて見直すと 実感‼
御利益がありますように。
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